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活動報告 schedule2009年05月26日

trip_origin平成21年度定時総会・懇親会

 私も高校球児の母として、高校野球を愛し応援しているので、野々村監督のお話を大変楽しみにして、拝聴させていただきました。
 今や県下に敵無しといっても良い程の「開星高校野球部」。同じ高校生なのにどうしてああも違うのか。秘密を探るべく興味津々でした。
 ところが、先生のお話には、『感謝』『思いやり』『親を大切に』などのキーワードが登場します。いくら技術ばかり上手くなっても、精神面の成長がなければ優勝するようなチームにはなれない、というお話でした。
 それを証明するかのように、秋季大会の新聞報道では、ホームランを打っても、勝ってもガッツポーズは禁止と書いてあり、驚きました。
 一番印象に残ったのは、甲子園での対慶応戦の前夜のお話です。長い刀を持つ相手に対し、短い刀しかない場合に、どうしたら勝てるのか。素早く相手のふところへ入り込まなければならず、返り討ちにあうかもしれないという恐怖にも打ち勝つ勇気が必要だ、と悟られたお話です。
 この結果、ほとんどの人が慶応有利と思っていた試合に、開星が勝利したことは、記憶に残っていることと思います。
 リーダーとは、相手の立場に立って思いやり、感謝の気持ちを忘れずに、各人がやる気がでるように良いところを認めてほめる。
 野球のチームにおいても、会社組織においても忘れてはならない大切なことを教えていただいた講演会でした。

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