活動報告
2017年06月21日島根県商工会議所女性会連合会総会に参加して
平成29年6月20日(火)13:00から出雲商工会議所に於いて、県下女性会6単会(益田、大田、出雲、平田、江津、松江)の参加で、島根県商工会議所女性会連合会総会が開催されました。松江女性会からは会員11名・事務局2名が参加しました。
到着後、「水無月」という茶菓と呈茶で迎えて頂き、会場には可憐な季節の花が生けられ、出雲女性会会員の林様によるシャンソンを聴きながら、和やかなに総会までのひと時を過ごしました。
総会は、山口会長の挨拶を経て、出雲商工会議所 三吉会頭よりご祝辞を賜りました。その後、事業・決算報告、役員改選・新役員の紹介、事業計画案・予算案の審議が行われ滞りなく終了となりました。
資質向上研修会では、万九千社宮司で島根県神社庁理事を務めておられる錦田剛志氏による「神さまのマツリと奉仕の起源 ~経営の理想を神話に学ぼう~」という演題で講演を拝聴しました。
錦田氏は、県立出雲古代歴史博物館に学芸員・研究員等として、文化財保護事業、博物館の開館・運営に従事された後、神在月の最後に全国の八百万神が参集し、神宴(直会)を催して各地へ旅立つという万九千社の代々の神職に専従しておられます。
古事記のお話から始まり、様々な神話をとてもわかりやすく、時には笑いも交えてお話下さいました。寝てる方がほとんどいらっしゃらなかったと言われる程に、会場の皆がお話に惹き込まれました。神マツリと奉仕の心は経営にも結び付き、会社の個々の特性、特技等を生かすべく役割分担し、其々が自分に与えられた時所位の役割を十分に果たした時喜びが生まれチームワークへと繋がる。これは労働観の基礎であり、持続可能な経営の鍵は日本の伝統的な価値、規範、文化に大いに学ぶべきものがあると教えて頂きました。楽しく拝聴させて頂いた中にも経営へと繋がるお話もお聞きすることが出来て、有意義な時間に明日への力を頂きました。
出雲女性会の会員の皆様の心温まるおもてなしに感謝致します。ありがとうございました。
広報委員会 日野由紀子