活動報告
2017年10月03日合同例会
去る9月5日(火)に合同例会の勉強会として、宍道湖浄化槽センターと忌部上水道を20名の参加で見学致しました。
水道の栓をひねれば、昼夜いつでも水は出るものと当たり前の生活をしていましたが、実は、厳しい水質検査を職員の方は日常業務として365日24時間されていることを今回勉強させて頂きました。
下水道に流す家庭の生活汚水は100%リサイクルされ、セメントの材料、肥料、炭化ペレットとなり再利用されているそうです。また、下水道設備の普及は、それまで堀川などに垂れ流しで悪臭を放つ公害も改善され、市民生活に貢献しているとの事でした。そして、忌部の浄水場にバス移動し、ダム湖から家庭に水が届くまでの説明を聞きました。貯水池から濁りや細菌を取り除いて浄水場に飲料水として届くのは、なんと10時間後だそうです。安心安全の美味しい水を、台所、トイレ、お風呂と何の心配もせずに使わせて頂いている有難さを感じながら帰路につきました。そして、水道水『縁の水』モンドセレクションの金賞の栄誉は、松江市民の誇りだと思いました。
水を大切にという事は何となくわかったつもりでいましたが、生活排水が100%再利用というのは今回の見学会で初めて知りました。
事業委員会 清水洋子