活動報告
2017年03月07日合同例会
去る2月23日(木)、(前)大塚国際美術館の平田雅男先生を講師にお招きして、合同例会を開催しました。会員に限らず、沢山の方に聴講を呼びかけましたところ、県下の女性会様、会議所議員様、青年部会様、会員関係の方々と、120名様のご来場を頂きました。お陰様で成功裏に終えることが出来ました。お寒い中、お出かけ頂き有り難うございました。
平田雅男先生は、日本一の規模を誇る大塚国際美術館の創設にご尽力され、現在は徳島文理大学総合政策学科、みやび芸術アカデミーの講師をされています。
平田先生とは昨年の全国商工会議所女性会連合会徳島総会の終了後に大塚国際美術館を訪れた際に、景山会員様を通じてご案内をお願いしましたことからご縁を頂きました。豊富な学術的知識、巧みな修辞、さわやかな弁舌で、分かりやすくユーモア溢れる解説で、世界初の陶板名画美術館の意義、設立までのご苦労、1000点を超える西洋絵画の流れなどを説明して下さいました。この時に先生がおっしゃった「島根に是非行ってみたい」という一言が今回の講演に繋がり実現致しました。
講演会タイトルは、『今だから話せる美術館創立の裏話』、『~90秒で相手の心をとらえる方法』の二部構成で、盛りだくさんの内容を時間を惜しむように2時間休憩もなしで熱く語って下さいました。一流と呼ばれる人の共通点を教えて頂きました。耳に痛い事ばかりでしたが目指そうと思います。先に約束から守る事、利益優先すると信頼を失います、掃除好き、自慢せず、注意は人のいない場所で、褒める時は人の前で、一般教養人になりましょう、等々。言葉一つ一つが深く心に残るものばかりで、平田先生にしっかりと心をとらえられました。奥様との馴れ初めは特に丁寧にお話され、会場は終始穏やかな笑い声に包まれました。ご夫婦で到着後、商工会議所の入口の商工神社に手を合わせて下さった事にも感動致しました。
平田先生のお話の世界に90秒もかからずに、私達は惹きこまれました。
最後に、貴重なメッセージを頂きました。
『 兆し(きざし)を感じたら、逃げるより 挑んで下さい 』
事業委員会 清水洋子