活動報告
2019.07.02 | 島根県商工会議所女性会連合会総会に参加して | |
6月13日(木)9時前に松江商工会議所を出発。会員11名で出かけました。貸し切りバスの中での楽しいおしゃべりで、あっという間に時間が過ぎてしまいました。 会場は江津駅前の「パレットごうつ」。二年前に出来た施設とのこと。とてもモダンで機能的な素晴らしい建物でした。鮮やかな黄色のブレザーが眩しい江津女性会の会員の方々に出迎えられて二階へ上がり、コーヒーとクッキーのおもてなしを受けました。 昼食のお弁当を頂いた後、第一部の総会に入りました。議事はとてもスムースに進み全てめでたしめでたし。それにしても女性は素晴らしい!県下六つの女性会は、それぞれに美しいブレザーにスカーフや造花をあしらう等、工夫を凝らしておしゃれを楽しんでおられます。でも、「松江のピンク」はひときわワンダフルです。 第二部は資質向上研修会。結論を先に言うと、とても素晴らしい充実した時間を過ごさせていただきました。もっともっと時間を取って頂いても良かったと思ったくらいです。小さな街(失礼?)が「官」「民」手を取り合って、熱心に取り組み、効果を上げている。しかもリーダーが女性!大感激です。我々松江女性会も、昨年は女性市会議員との懇談会を、また今年は市長との懇談会も計画されているようですが、江津のようにこんなにも具体的に動けるかしらという不安が頭をよぎりました。また、昨今のテレビや新聞でも、雲南市の動きが報じられております。島根の県庁所在地・松江が何もできないでいるのは恥ずかしい事ではないかと、つくづく思い知らされた一日でした。交流委員会 景山 洋子 |
2019.06.24 | 定時総会を開催しました | |
風にそよぐ木々の緑もまぶしい季節を迎え、とき5月30日(木)、創作料理と島根の唄・縁にて、令和元年度定時総会を開催いたしました。平成30年度の報告・決算、令和元年度の事業計画と収支予算が承認されました。続いて、N・K・Cナーシングケアコーポレーション合同会社、代表 神戸貴子氏により「介護を嫁だけに押し付けるものではない世の中を実現‼」と題し、講演をいただきました。元々、看護師をされておられ仕事をしながらの家事・育児・介護の負担を少しでも軽くしたいという想いから、介護保険適用外サービス「わたしの看護婦さん」を設立されたそうです。サービス内容はおもに「病院・外出付き添い」「訪問サービス」「病児シッター」「電話訪問」と、働く女性が増えた今、負担を軽くするサービスは、私自身も身近な問題でありとても関心のあるお話でした。 総務委員会 杉村 美香 |
2019.06.19 | 東京商工会議所女性会創立70周年記念式典・祝賀会に参加して | |
去る6月3日、「パレスホテル東京」にて東京商工会議所女性会創立70周年記念式典・祝賀会が開催され、松江女性会からは事務局を含む7名で行ってまいりました。 ウェルカムコンサートでは日本フィルハーモニー交響楽団のメンバー女性による弦楽四重奏にはじまり、その素晴らしい音色に魅了されました。 第一部のシンポジウムでは「伝える~未来に向かって~」というテーマで3人のパネラー、小谷実可子氏(ソウル五輪メダリスト)、今野由梨氏(ベンチャービジネスの母)、富田篤氏(染物伝統工芸士)によるパネルディスカッションが行われました。 その中で特に心に残ったのは ①「伝える」ということは、相手と「本気」で向き合うこと、本気になることで心がつながる。 ②女性経営者に伝えたいことは・・ リーダーとして相手を気遣うところが女性の特性であり、強み。 また、新しいものを創造するために、古いものを破壊する必要がある がそれは柔軟性やしなやかさがある女性の役割。これから地方創生も女性の仕事。 私たちの役割と思って取り組んでほしい。ということでした。 続いて、第二部、記念式典では主催者のご挨拶に続いて、片山さつき女性活躍担当大臣、小池百合子都知事他来賓の方が登壇され、ご祝辞をのべられました。 第三部の祝賀会では、人間国宝野村万作様により、70周年にふさわしい、格調高く素晴らしい祝舞が披露されました。また、いつも歌っている「商工会議所女性会の歌」の作詞をされたのが、この野村万作様の奥様というのには、会場全員が驚き、何か不思議なものを感じました。 祝賀会場の大きな窓に映る都会の夜景を見ながら、華やかな雰囲気の中でのお食事も最高に楽しいひと時でした。広報委員会 片寄 洋子 |
2019.05.10 | 第9回まつえ和装の日を開催しました | |
葉桜になって久しく、菜の花も終わり平成も残すところあと数日だというのに、とても寒い一日でした。平成31年4月28日、第9回まつえ和装の日が、松江歴史館にて開催されました。 女性会のスタッフに髪を結ってもらい、着付けを完了した着物着付け体験の参加者の方々は、喜々とした笑顔でスマホで記念撮影を。そして松江の街を散策に。 その中にひときわ目をひく「東京で女優をしていた」という、うなじがとても綺麗で緑の振袖がよく似合う方が眼に映りました。まるでグラビアから抜け出たような垢抜けた立ち振る舞いに、私の眼は釘付けになってしまいました。 その女性も含めて、着付け体験は41名。お抹茶とお菓子のお客様が約300名。寒い一日ではありましたが、私たち女性会一同、心温まる一日であったと思います。広報委員会 坪倉 えい子 |
2019.03.27 | 合同例会(手錢記念館見学)開催されました | |
去る2月22日、総務・交流委員会による合同例会で手錢記念館へ見学に伺いました。 今回の展示は「茶の湯の金物」。茶席で活躍する表舞台の道具から、ひっそりと茶席を支える縁の下の力持ちまで、茶の湯で用いられる金物の展示でした。その中でも茶飯釜、これはご飯を炊いて食し、その後茶釜としてお茶をいただくものでした。ごく普通の生活の一部を垣間見るようで、とても親しみを感じました。第2展示室は、地方色豊かな陶磁器、漆器、木工などの美術工芸から日用の品々が展示してありますが、この建物は明治維新とともに酒造りをやめ、明治36年まで小学校校舎として地域の教育、文化の発展に寄与されたとのことです。また、その奥にはミニコンサートができるような空間と舞台があり、様々な用途で利用されています。 出雲地方における美術や伝統工芸などを見ることにより、自分たちの周辺に残る種々の作品を通して、その美を再発見し、当地方の暮らしの文化を知ることができました。 さて、私は平成9年の全国商工会議所女性会連合会松江大会開催の折に入会させていただき、多くの方との出逢いを通し、経験豊富な方々から沢山のことを学び、パワーをいただきながら現在に至っております。 弊社は、ゴルフウェアブランドのパーリーゲイツ(山陰唯一の取扱店)、レディスアパレル、ファッション雑貨、レディス・メンズスーツ等のオーダーメイドなどを承っています。また、物の販売のみならず「健康で美しく、楽しく」をテーマに、季節の食材を楽しむランチ会、メイクフェア、ファッションショー、ゴルフコンペ開催等のイベントを通して、コミュニケーションの場を設けています。地域の皆様のお蔭をいただき、今年で創業130周年を迎えることができました。これからもお客様に満足していただけるよう、心のこもったおもてなしでお待ちしております。事業委員会 中脇 恭子((株)中脇) |
2019.02.20 | 新年会を開催しました | |
1月30日、新年会が開催されました。今年は思いのほか暖冬で足元の心配もなく、多くの会員の方々にご参加いただけました。一段と趣のある蓬莱吉日庵を会場とし、来賓として古瀬会頭はじめ有澤副会頭、松浦専務理事をお迎えし、会員と事務局合わせて50人で賑やかに開催されました。 最初に全員で商工会議所女性会の歌を斉唱、原田会長のユーモアたっぷりのご挨拶にはじまり、古瀬会頭のご挨拶と乾杯のご発声でスタートしました。今年は、例年恒例の出し物は来年以降の楽しみに残して、ゆったりと美味しいごちそうとお酒に舌づつみをうち、会員相互での楽しい語らいを中心に、という交流委員会の皆様の計らいがありました。おかげでいつになくおしゃべりの輪があちらこちらに。 宴もたけなわ、今年も年女を迎えられた会員お二人に、杉原会員より「猪年」にちなんだ素敵な水墨画の色紙がプレゼントされました。毎年本当にありがとうございます。その後、各委員長より昨年度の反省や今年度の目標等、それぞれの思いを報告いただきました。どうか各委員会とも、会員の皆様の絶大なご協力をよろしくお願いいたします。 いよいよ終盤となり、米田会員の音頭により全員で「花」を斉唱しました。新年にふさわしい歌声が会場いっぱいに響き、歌声の花が咲いたようでした。最後に有澤副会頭に締めのご挨拶をいただき、和やかな談笑の中、全ての次第が滞りなく終えられました。 いつも変わらない女性会のチームワークの良さと、同時に計り知れないパワーを改めて感じつつ、ゆったりとした楽しい時間を過ごせ、また一歩前を向いて進もうと感じた新年会でした。総務委員会 木村 多美子 |
2018.12.14 | ひとり一品運動 | |
「ひとり一品運動」とは、ご家庭で眠っている食品・日用品などを寄贈することで、生活に困っている方の緊急的な食料になったり、福祉施設や団体に役立ててもらうために無償で提供するボランティア活動です。 この度女性会でも、昨年に引き続き、この運動の強化期間に合わせて実施致しました。会員の皆様からやさしい気持ちの品々が数多く寄せられ、大きなダンボール6箱にもなりました。 今年は12月4日に代表者3名で、松江市社会福祉協議会へお届けに伺いました。目次事務局長様直々に対応していただき、感謝のお言葉を頂戴しました。今回はピンクのブレザーで、何気に女性会のPRもできたと思います。このような活動は、細く長く続けることが大切と感じました。御預託の証(PDF)広報委員会 三島利恵 |
2018.11.16 | 合同例会に参加して | |
平成30年11月7日、松江商工会議所前に25名が集合して、8時30分に出発、木々が色づき始めている鹿島町の運動公園を過ぎて、原子力館に到着しました。 原子力館では、プロジェクターにて電気の供給状況、原子力発電所の概況や必要性を説明いただきました。また、現在停止している状況や安全対策も丁寧に教えていただきました。 その後、原子力発電所構内に入り、高台から構内全体を見て後に緊急時対策本部にも入り、幾重にも安全性対策を考えられた施設を体感しました。 3号機が竣工して稼働直前に東日本大震災が発生したために停止していること、また3000人を超える方々が今後の稼働を目指し勤務されていることをお聞きしました。 その後「多久の湯」へ移動して、温泉を実感される方もあり、海の幸を買い求められる方もあり、反省会を行って身近にある原子力館発電所を体験して解散いたしました。 中国電力様にはお世話になりました。ありがとうございました。事業委員会 金津 伊都子 |
2018.10.31 | 観月会を開催しました | |
宍道湖湖面が目の前に広がる島根県立美術館内のレストランにて9月27日(木)観月会が行われました。 入口にはお月見団子と薄が飾られ私たちを出迎えてくれました。各テーブルには会員様の描かれたとても素敵な秋の七草(萩・薄・桔梗・撫子・葛・藤袴・女郎花)で分けられ、それぞれの席へ案内されました。 今年も40名とたくさんの方々のご出席をいただき賑やかな会の幕開けでした。お食事の前に曲に合わせて「月のもう半分」という詩の朗読から始まり、一瞬にしてその場が異空間の世界に導かれるように感じられました。 その後はおいしい食事を頂きながら、それぞれに会話を楽しみ、最後に皆さんで秋の歌を合唱しました。練習もないのに皆さんの素晴らしい息の合う歌声にはびっくりしました。 今年の十五夜は9月24日、満月は9月25日でしたので、今日のお月さまは十七夜で立待月となります。会場からはあいにくお月さまが見えなかったのですが会が終了して美術館を出たところでとても綺麗なお月さまが迎えてくれました。 雲と月と混ざりあう幻想的なお月さまでした。素敵な会の余韻と月の光を浴びながら帰路につきました。交流委員会 谷口 尚美 |
2018.10.31 | 松江市議会女性議員との意見交換会 | |
10月24日(金)、庭園料理 蓬莱吉日庵に於いて『松江市議会女性議員・松江商工会議所女性会 意見交換会』が開催されました。議員4名、女性会会員15名、事務局2名の総勢21名の参加がありました。 簡単な自己紹介後、直ちに意見交換が始まりました。 「松江城周辺の駐車場不足で観光客から苦情を聞くことがある。市民も不便である」「椿谷から松江城への案内看板がない」「堀川遊覧船の船頭さんのスキルに差があるのでは?」「ぐるっと松江レイクライラインの音声案内には多国語がなくて不親切と感じる」と観光都市松江ならではの意見や、「北殿町の再開発計画は今どうなっているか?」「ホテル宍道湖跡地はどうなるのか?」などの都市計画を懸念する声も出ました。また、「県民会館で行われる音楽祭に参加する学生のバスの乗り降りでも、安心して駐車できる仕組みになっていない。ルールは作れないのか?」「学校給食の地産地消は進んでいるのか?」「路線バスは大型バスでなくてもいいのでは?」等々女性ならでは様々な思いを語り合うことができました。会員も問題点を嘆き、憤るだけではなく『こうしてはどうか!』とのイメージ図を持っておられる方が多いと知りました。 議員の方々も、意見が聞けることは本当に貴重な機会だとおっしゃっておられ、意見をまとめた資料を持って一緒に担当部署を訪ねましょうとのことでした。 次は、お互い立場は違えど【自分自身は何ができるのか】を考えながら、議員も会員も具体的に行動していくことが必要ではないかと強く感じました。 今回が初めての試みということでしたが、仕事人として、家庭人として、地域人としての多様な立場の自分の立ち位置に気づくこともでき、参加できたことはとても有意義でした。今後も何かしらの形で継続できることを心から期待しております。広報委員会 古志野 純子 |